このまま二度と起きなきゃいいのに

と思いながら飲む睡眠導入剤

 

それでも眠れない夜、どうにか死なないために、文章を書くことにした。死なないためにというか、どうせ死なないけど、死のうとするのかもという漠然とした不安があるのだ。

 

数回スーサイド未遂を起こして、初めて首吊りを試みた日、簡単にちゃんと死にかけて驚いた。

「うわ、危うくほんとに死ぬところだった!」と思い、本気で死にたいわけではないっぽいなと気づいた。

 

医者に躁鬱と診断されたが、精神的な病気はあいまいで、わかりにくい。恋人に話しても、「病気の人みたいな言い方やめて」と、メンヘラ除けのお札を貼られた気分になるだけだった。

確かにな、私は病気じゃなくて、ただ調子に乗りやすくて落ち込みやすい"性格"なんだと思う。じゃあただ調子に乗りやすくて落ち込みやすい性格と、どう向き合っていくのだろう。

性格が病気に繋がってるのだろうか、病気が性格に異変を与えているのだろうか、病気なのか、性格なのか、両方なのか。

 

呼吸が浅く、胸が苦しく、喉が詰まって、吐き気がしたり眩暈がしたり、思考が止まらなくなったり、わけもなく涙が出たり、自分に価値はないように思えたり、その次の瞬間には全知全能状態になっている。そういう性格なのだろうか。

 

明るく楽しく気分よく過ごすと、必ずその後には大きな代償が来る。そういう人生がずっと続くのだろうか。

 

これとどう付き合っていくのだろう。みな、自分の性格のどう向き合っているのだろう。

 

ああいい感じに眠くなってきた。薬がある時代に生まれたのが、唯一の救いかなあ。

 

 

無理せず、おやすみなさい、